こんにちは。GNASHの内山です。今日は先日納品をさせて頂いた個人医院の『受付カウンター』をご紹介します。


仕様は天然木の突板でナチュラル系の塗装仕上げです。外側には間接照明を仕込みました。


いつもの個人邸とは少し勝手が違い、建物の完成前に家具を納めますので、打合せは工事の着工前から進め、壁や床がある程度出来上がった頃に寸法を取り製作に入ります。医院の受付カウンターなので入口を入ると真っ先に目に付く重要なアイテムです。
丁度この時期工場では他にも塗装の案件が複数重なり、多忙で時間的な制約もある中、現場で目にした当店の工場長の手掛けた家具は“さすが!”の一言でした。
今回の様な受付カウンターはどこから見ても形状が違う完全な非対称形状です。
図面の情報から頭の中に完成イメージを描き各パーツの形状、納まりを完全に把握できていないと
製作できない難易度の高いアイテムです。自分も経験してきたつもりですが、ここまでの家具を作る為には何度かの壁を乗り越えないといけません。
手取り足取り付きっきりで教えてくれる人もいないのでその壁は自分で乗り越えるしかないのです。できるまで考え抜き、試行錯誤し手を動かし、地道に努力を重ねるしかスキルをモノにする道はないのですが、楽、ごまかし、手抜きをすればそこで終わってしまいます。
壁は一度乗り越えてしまえば次からは平坦な道になるのですが、できる人は進んでさらに次の壁に挑もうとします。こうして知らず知らずのうちに同じ時間工場に入っていても意識の差は恐ろしいものとなり、困難を克服してきた職人には武器が残ります。
『受付カウンター』から話しがだいぶ逸れてしまいましたが、圧倒的信頼のできる工場長がいるので
自分は難しい案件も迷うことなく受注することができるのです。
製作の機会を与えて下さったお客様にも感謝ですが、いつも文句も言わず完璧な家具を作り続けてくれている工場長にも感謝です。